2024年4月9日2024年4月19日

東京市場は米ハイテク株高と円安を背景に続伸も上値重い展開

9日の東京株式市場では、日経平均株価が前日終値から350円高い3万9700円前後まで続伸する見通しです。

この背景には、前日の米国株式市場でナスダック指数やSOX指数など、ハイテク株が上昇したことが挙げられます。東京市場でも半導体関連株への買いが先行し、日経平均を押し上げる材料となりそうです。

加えて、外国為替市場で円相場が円安ドル高基調で推移していることも、輸出関連株の買いを誘う要因となっています。

ただし、10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、投資家心理の慎重さから買い一巡後は様子見の姿勢が強まると見られます。日経平均の上値は3万9700円程度が限界とみられています。

チャート上でも、中期トレンドの指標となる25日移動平均線(3万9767円)が上値抵抗線として意識されており、この水準近辺では利益確定売りや戻り待ちの売りが入る可能性があります。

総じて米ハイテク株高と円安が追い風となるものの、米CPIを契機に慎重な動きが見られ、日経平均は3万9700円前後での推移が予想されます。上値の重さが際立つ展開となりそうです。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊