2024年3月18日2024年4月19日

東京市場は日銀政策を巡る不透明感後退で一進一退の展開か

18日の東京株式市場では、日経平均株価が3万8500円から3万9000円の狭いレンジ内で前週末終値付近を中心に一進一退の展開となる可能性がありそうです。

このような見通しの背景には、日銀が18、19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除が見込まれる一方で、国債買い入れなどの金融緩和策は維持されるとの報道があり、政策を巡る不透明感がいったん後退したことがあげられます。

こうした情勢を受けて、主力株に買い注文が先行する展開が予想されます。加えて、日米金利差の拡大に伴う円安ドル高基調も株式相場の支援材料となりそうです。

一方で、前週末の米国株安の影響は東京市場の上値を重くする要因となります。特に半導体関連などの値がさ株が売られやすいと見られています。

また、18日に発表される中国の経済指標次第では、設備投資関連株を中心に売りが先行し、相場を下押しするリスクもあります。

総じて日銀の政策を巡る不透明感の一時後退が買いを呼び込む一方、米国市況や中国経済指標が変数となり、東京市場は上下動の小幅な動きとなりそうです。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊