2024年3月15日2024年4月19日

米株安と国内機関投資家の売りで東京市場は反落か

15日の東京株式市場では、日経平均株価が前日終値から400円程度安い3万8400円付近まで反落する可能性が高そうです。

背景には、前日の米国株式市場の下落を受けた売り注文が先行することが予想されています。特に半導体株の低迷が東京市場の半導体関連株にも影響を及ぼしそうです。

加えて、期末を控え国内機関投資家からの売り圧力も重荷となっています。年金基金を含む国内機関からの売り越し額が過去最高水準となるなど、リバランス売りが膨らんでいる状況です。

一方、日経平均が3万8000円前後に接近した場合は、オプション市場での嵩む売り建玉からの押し目買いが入り、下値が限定される可能性もあります。

注目材料としては、連合の春季労使交渉の集計結果があげられます。高水準の賃上げ率が示された場合、日銀の政策正常化観測から一時的に円高・株安要因となる可能性がある一方、内需期待から好材料ともなりそうです。

総じて米国市況と国内機関投資家の売り姿勢が東京市場の重荷となり、反落が予想されますが、一部に下げ渋る動きも意識されています。

以上が今日の株式市場の見通しです。ご参考になれば幸いです。😊